伝説の企業家~アメリカをつくった男たち(ヒストリーチャンネル 

伝説の企業家~アメリカをつくった男たち

先日、米国のヒストリーチャンネルで凄い出来栄えのテレビ番組、それもドキュメントドラマを観させてもらった、あまりにも面白かったので紹介したい。「アメリカは発見されたのではない造られたのだ。石油王ロックフェラー(現在のエクソンモービル、エッソ)鉄道と船舶王ヴァンダービルト(何とペリーに黒船を貸出していた提督)、カーネギー(鉄鋼王)、フォード(自動車の民主化)、モルガン(金融王、現在のモルガンスタンレー)米国産業化時代、彼らこそが近代化という大胆な考察から、石油、鉄道、鉄鋼、船舶、自動車、電気、金融などのスーパー財閥を築く。貧しさの中から立ち上がった彼らは、企業を起こし米国の主要な出来事に影響を与え続けた。米国の英雄にしてタブーに迫る素晴らしいドキュメントドラマ、今年最高峰の米国テレビシリーズだと思う。

①コーネリアス・ヴァンダービルトは、ペリーに蒸気船を貸す程の大物だが、元はガツツとヤル気だけでのし上がったタフガイ、東部と西部の路線強化する為に勝負を打つ!アメリカ最初の権力者にして超成金、現代の資産価値に直すと、約100兆円の大金持ちだが元はただの渡し船オーナー・・・米国ならではのストーリー性、個人的にはヴァンダービルド1世が好きです。彼の子孫には米国最高の音楽プロデューサージョンハモンドがいます。

②ヴァンダービルド1世は、灯油の輸送に鉄道を使う事で貨物車で更に儲けを出す企画を考えたヴァンダービルトは、苦しい台所事情である石油精錬所経営者ジョン・D・ロックフェラ1世をニューヨークに呼び出す。ロックフェラーは自分こそ神に選ばれた者と信じている。(やはり1世は凄い)

③後の鉄鋼王カーネギーにビジネスを教えた、ペンシルバニア鉄道社チョウ長トマス・スコットがロックフェラー1世に受けた復讐のため、カーネギーはロックフェラー1世を打倒を誓う、鉄道業界対石油王の戦いはロックフェラーに軍配が上がる。ヴァンダー・ビルド1世が死去した後、ジョンロックフェラーが灯油で米国に明かりをもたらし、米国1位の資産家になる。

④鉄鋼王カーネギーは米国の都市化のお陰で鋼鉄が絶好調!それでもロックフェラーには資産で勝てない。目的を果たすため、ヘンリー・フリックなる石炭屋で荒くれ者そして冷徹な男をビジネスパートナーに迎え社長にすえるが、欲望と自分のエゴでアメリカ史上最悪の人災を引き起こす。

⑤JPモルガンがニューヨークに投資銀行を設立。だがJP・モルガンもロックフェラーやカーネギーの様に自分で産業を起こし、自らベンチャーになる野心を持ち、直流電流の発案社トーマス・エジソンに投資。


⑥エジソン・ゼネラル・エレクトリック・カンパニー(現在のGE)が設立されるが、ライバルにしてエジソン以上の天才エンジニアにして8ヶ国語を操る電気の魔術者ニコラ・テスラが新たな技術交流電流を発明。モルガンはエジソンを解雇し、交流電流を採用した後に金融技術を使いGEとして会社合併に成功する。

⑦ヴァンダービルト、ロックフェラー、カーネギー、モルガンはオハイオ州知事に多額の寄付を行い、トラスト規制を無効化してもらおうと初めて財閥同士組む。モルガンとカーネギーは、USスチールを設立。ロックフェラーは米国の石油の90%を支配下に収める事実上の独占企業となる。

⑧ヘンリー・フォードが、安価で生産性が高く性能が良い車を開発した。フォードこそ生産効率化の走りであり自動車の民主化に成功した男と言える。ロックフェラーは、フォードのお陰でガソリンの小売りで更に資産が膨らみスタンダード石油は独占状態、しかし米国裁判所に、反トラスト法で訴えられて敗訴。モルガンは現在もドルを印刷する権利を持つ連邦準備制度(FRS)を設立。カーネギーは世界トップの資産家になる事と引き換えに事業は手放す。

現在も米国経済の要であり、日本で言う所のアメリカがこう言っているアメリカが圧力を・・・多分、彼等や彼等以降に現れた財閥や大手企業、スーパーベンチャー企業の力が及んでいるのは、事実だろう。同じ時期にこれほど役者が揃ってた所が凄いと思う。又、JPモルガン以外はたいした学歴など無く、根性と思い切りの良さ、目利きのギャンブラー精神、冷徹さ、それ以上に未来を思い描く想像力でのし上がった。成長産業と共に業界先駆者こそ国の原動力だと言う事なんだろう ヒストリーチャンネルが入る人には是非見て貰いたい大作!




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